【Web担当者必見】Webマーケティングとは?基礎知識を解説!
WebマーケティングWebマーケティングがの重要性が高まっているとは聞くけど実際のところよくわからない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はWebマーケティングの基礎知識を解説していきます。
Webマーケティングとは?
Webマーケティングとは、WebサイトやWeb技術を応用したマーケティング手法。
出展:IT用語時点 e-Words
具体的には、Web広告を用いた宣伝や、Webサイト上での商品の販売、Webサイトを用いた顧客との情報交換など、Webを中心に行うさまざまなマーケティング施作のことをまとめてWebマーケティングといっています。
Webマーケティングの重要性は増してきている
Webメディアの普及により、テレビや新聞の広告を中心とするマス・マーケティングから、Webマーケティングへのシフトが進んでいます。
Webメディアの接触時間がテレビの接触時間を抜いた
Webメディアの役割は従来、テレビやラジオなどのマスメディアを補完するような役割を担ってきました。しかし、2014年、Webメディアの接触時間がテレビの接触時間を追い抜いたという調査結果がでました。Webメディアはより中心的なメディアとなったののです。
出展: 博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所 「メディア定点調査2017」
Webメディアがコミュニケーションの中心になる
テレビを見ながら気になった商品を検索・購入、またSNSに投稿したり、またWebメディアの情報をきっかけにテレビを見る等の行動が習慣化してきていることもわかっています。従来のマスメディアとは異なり、Webメディアは企業とユーザー、またはユーザーどうしのコミュニケーションが可能になりました。
今後もWebメディアの重要性が高まる
Webメディアの重要性は今後もますます高まっていくと考えられます。それに伴い、企業活動においても従来のマス・マーケティングからWebマーケティングへのシフトが必要になってくるでしょう。
Webマーケティングの進め方
では次に実際にWebマーケティングの進め方、進める上で意識しなければいけないことをまとめていきます。
消費者の購買行動プロセスを理解しよう
消費者が実際に商品を認知してから購買にいたるまでには購買行動プロセスが存在します。それをモデル化したものの一つがAISAS(アイサス)と呼ばれるモデルです。AISASは全5段階のプロセスによって構成されています。
A・・・認知・注意(Attention)
I・・・興味・関心(Interest)
S・・・検索(Search)
A・・・行動(Action)
S・・・共有(Share)
消費者は広告やSNSなどを見て、商品の存在を「認知」することから始まります。その後、商品に「興味・関心」をいだけば、その商品を詳しく知るために「検索」します。その結果を元に商品を実際に購入するという「行動」にします。さらに得られた体験などをSNSなどで「共有」します。
購買行動プロセスを意識して不足している要素を見つけ、優先順位をつける
消費者の購買行動プロセスを理解したら、次は現状どのような要素が不足しているのかを考えて施作を行います。例えば商品やサービスが「認知」されていないのであれば、まずは「認知してもらう」施作が必要です。方法はさまざまですが、Web広告やSNSでの情報発信、SEO対策などを行うことで「認知」を高めることができます。
外的施作と内的施作をうまく組み合わせて実施する
Web施作には大きく分けると外的施作と内的施作があります。
ざっくりと分類するとコーポレートサイトなどのオウンドメディアは内的施作、広告やSNSによる発信などは外的施作です。
ユーザーを購買まで導くためには外的施作だけ、または内的施作だけでは効果が出にくい可能性があります。
外的施作として、広告やSNSなど外部のメディアを使って、商品やサービスの魅力を伝えることで認知されて興味を持ってもらい、その後詳細情報を見るために自社のオウンドメディアに誘導することがまず第一段階です。
内的施作としては、オウンドメディアに誘導したユーザーを離脱させないように、サイトの情報整理や魅力的なコンテンツ制作、また操作性やデザイン性の向上などが必要になります。
まとめ
Webマーケティングの基礎知識をざっくりまとめましたが、Webマーケターはすべての施作を行えば良いというわけではありません。
限られた予算の中で、必要な施作を優先順位を決めて適宜実行することが大事になります。
購買行動プロセスを意識し、どの段階の施作が必要なのかを整理することが成功の鍵になるでしょう。
各段階でどのような施作があるのか、おすすめのツールなどについても今後配信していきます。