商品やサービスの認知度を向上させるための10の施作

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商品やサービスの認知度を向上させるための10の施作

マーケティングにおいてまず最初のプロセスとして重要なのは、商品やサービスを「認知」してもらうこと。「認知」がなければ「購買」には繋がりません。今回は「認知度向上」させるたにはどんな施作があるかを紹介していきます。

なぜ認知度向上が大事なのか

Webに限らず、マーケティングにおいてはまず認知度をあげることが重要です。

良い商品やサービスを開発することももちろん大切です。

しかし、せっかく良い商品をつくっても、世の中の人がその商品を全然知らなければ…商品を買ってもらうこともできず、その良さを伝えることもできないのです。

購買行動プロセスでは、認知が最初のステップ

マーケティングの世界では、ユーザーが商品やサービスを購入するときに、購買行動プロセスというものを考えます。それをモデル化したものの一つがAISAS(アイサス)と呼ばれるモデルです。AISASは以下の全5段階のプロセスによって構成されています。

 A・・・認知・注意(Attention)

 I・・・興味・関心(Interest)

 S・・・検索(Search)

 A・・・行動(Action)

 S・・・共有(Share)

ユーザーは広告やSNS、知人からの話などで商品の存在を認知し、その後商品に興味・関心をいだけば、商品を詳しく調べる
ために検索します。その結果をもとに商品を実際に購入するという行動をおこします。さらの得られた体験などをSNSなどで共有します。

このAISASモデルからもわかるように、商品を買うときのまず最初のステップは認知なのです。

では実際に認知度をあげるにはどんな方法があるのか、これから説明していきます。

Webで認知度をあげる6つの方法

まずはWebを使って認知度をあげる方法を紹介します。

ブログを書く(検索からの流入)

ブログを書くことも認知度をあげる方法の一つです。お金もほとんど必要ありません。

注意点としては、日記のようなブログに興味のある人は少ないということ。
たまにはそういう記事があっても良いですが、できればターゲットになる人の役に立つ内容を書くことをおすすめします。

またブログを始めたからといってすぐにアクセスが増えるわけではありません。

キーワードの選定やSEO対策をしっかり行い、コツコツと記事数を増やしていきましょう。

SNSに投稿する

SNSも無料で使えるため積極的に利用するべきです。

それぞれのSNSに特徴があるため、ターゲットの属性や商品の特性などを考えてSNSで配信してみましょう。

SNSの運用に関してはこちらのブログ(中小企業、個人事業主必見!SNSがもたらす利益と知っておきたいこと)も参考にしてください。

メールを配信する

Webサイト上などで顧客の情報を収集し、メールマガジンを配信してみましょう。

実際にお会いしたことのあるお客様などに配信しても良いでしょう。

テキストメールだけでなく、HTMLメールを使うことでよりクリック率をあげることもできるかもしれません。

ただあまりに頻度が多いと、嫌がられる可能性もあります。そのあたりは配慮しましょう。

Web広告を出す

Web広告といってもさまざまなものがあります。

バナー広告、インターネットCM、リスティング広告、メールマガジン広告、アフィリエイト広告、ネイティブアドなど。

それぞれにメリット・デメリットがあったり、費用がかなり違ってきたりします。

もし広告についてあまり知識がない…ということであればまずは予算を決めて外部に運用を任せてみるのも良いでしょう。

SNS広告を出す

Twitter、Facebook、Instagramなどでは広告を配信することができます。

配信するターゲットを絞ることもできるので、費用を抑えて実施することも可能です。

まずは広告配信でフォロワーを集めて、そのフォロワーに対して有益な情報や商品の情報を配信していくという方法もあります。

プレスリリースを出す

商品やサービスを新発売する際などに、情報をメディアなどに対して配信することもできます。

メディアが面白い!と思えば記事として取り上げてくれる場合もあります。

有名なところでは、PR TIMESなどのプレスリリース配信サービスがあります。

実際に足を動かして認知度をあげる3つの方法

次にWebではなく実際に足を動かして認知度をあげる方法もお伝えします。

展示会に出展する

自社の所属する業界の展示会はもちろん、ターゲット先となる業界の展示会に出るというのも視野に入れても良いかもしれません。

聞いたことがある話としては、サーバーのセキュリティ管理をする企業がゲーム業界の展示会に周辺事業として出展したという例もあります。

勉強会やセミナーを実施する

ターゲットに向けた勉強会やセミナーを実際に開催しましょう。

目的は勉強会で収益を得ることではなく、その後の顧客になってもらうことです。

セミナーや勉強会の情報をまとめたサイトなどもあるので、そこに掲載してもらうのが良いでしょう。

イベントを開く

セミナー実施に近いですが、イベントを開くことでより多くの人に商品やサービスを知ってもらうことができます。

人通りの多い街頭で商品・サービスの体験会を実施してみたり、新商品の発表会をしてみたり。いろんな方法が考えられます。

実施する際にはメディアにも声をかけてみると、取材に来てくれる可能性もあります。

私も食品メーカーで勤務していたときに街頭イベントに参加したりしていましたが、メディアの方が何人か取材に来てくださって、その日のうちにYahoo!ニュースにイベントに関連する記事が載っていた!なんてこともありました。

TV・新聞などのマス広告を使う

Web広告の割合が増えてきてはいますが、やはりTV・新聞などのマス広告の影響は絶大です。

予算がある場合はTVCMなども検討してみましょう。

ただし、費用を抑えてスポットで少しだけCMを打っても、ほとんど効果がないことが多いので注意しましょう。

まとめ

以上、商品やサービスの認知度を向上させるための施作をずらっと並べてみました。

認知度向上させるためにこれらを全てやらないといけないというわけではありません。

事業の規模や業種によって、合う施作・合わない施作があります。

費用がかかるものもありますので、良い施作をピックアップして実施してみてください!

また実際に実施したら、効果があったかどうかを判断してより有効的な施作を選んでいきましょう。

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